セオサイクルのブログ | BLOG

2020年2月9日

春を待ち待ち、オーバーホール

平井店

こんにちは、平井店です。

寒暖と気温が上がったり、下がったり、体調管理が大変な今日この頃。

暖かくなるまではスポーツバイクには乗らないと決めている方。

今のうちにオーバーホール!

今回はアンカーのロードバイクをお預かりして、一通りのオーバーホール。

プラス、ドロップハンドル交換。

 

現在完成しているロードバイクは圧倒的にアナトミックシャローハンドルが人気。

このアンカーにも同タイプが装着されていました。

アナトミックシャローハンドルはブラケットポジションの落差が少なく、比較的前傾姿勢がやさしめで

前傾姿勢に慣れていない場合、乗りやすいハンドルだと思います。

今回入れ替えるハンドルは

リッチー クラシックネオ

今では少なくなった。
トラディショナル
シャロー
丸ハンドル
呼び方は色々・・・。

往年のクロモリバイクに良く似合う形状のハンドル形状。

STIブラケットをフラット部分から下げた位置で取り付け、持ち手を

フラット部分
ブラケット部分
ドロップ部分

とポジションを変えた際に、メリハリが生まれる前傾姿勢が作れます。

反面、今まで標準のコンパクト(アナトミックシャロー)ハンドルを使っていた方には

STIブラケットの位置が下がる・遠くなりやすいとも言えます。

まとめると前傾姿勢を深く取りたい・乗車姿勢が窮屈な方々に一度使ってほしいハンドル形状。
(世の中はコンパクト・エルゴノミクス・エアロハンドルが主流でほぼ絶滅しかけていますが)

おまけとしてドロップ部分のカーブが強くなり、ハンドルとブレーキレバーが近くなりやすい。
Sサイズのおててをお持ちの方にグッドb!
私も愛用シャローハンドル

 

メインとなるオーバーホールを進めるため、ばらし・クリーニング。


~~自転車屋さんからのお願い~

一年に一度はシートポストを外して、グリス/オイルアップしてください。
記入するにも恐ろしい”電蝕”が発生するとシートポストとフレームが一体化してしまいます。

元々のバーテープは痛みも少なく、デザインも車体にあっていたのでこのまま巻き直し。

 

ハンドルが少し送り気味なのは一度標準に戻して組み付け。

後は乗りこみながら、フラット・ブラケット・ドロップとまんべんなく使えるハンドル角度を
探して調整をすればOK!

個人的には最近は少ししゃくり気味がお気に入りです。

ドロップハンドルは幅・リーチ・ドロップとサイズは気にされる方が多いですが、

形状にもこだわってみると最適解が見つかるかも?

 

平井店
小倉

 

 

 

3952