セオサイクルは千葉・埼玉・東京・神奈川を中心に様々な店舗がありますが、所属店舗以外のスタッフ間の交流も盛んです。私はバイシクルセオららぽーと店(千葉県船橋市)、芦花公園店(東京都世田谷区)、溝の口店(神奈川県川崎市)の仲間と定期的にマウンテンバイクで走りに行っています。
以前には河口湖周辺のトレイルツアーに参加しましたが、今回は伊豆の古道を巡るYAMABUSHI TRAIL TOURのe-bikeで走るe-ride TOURにBESV・JG1を持参して参加してきました。
トレイルライド中の様子は動画でご紹介させていただいております。
よろしければそちらもご覧ください。
instagram: www.instagram.com/seo.sagamiharachuo/
#besvjg1旅日記_3
今回のサイクリングの舞台は静岡県賀茂郡の松崎町。伊豆半島の西側に位置している、風光明媚な場所です。
伊豆半島のメインルートは海沿いの国道136号線と国道135号線ですが、
1953年(昭和28年)に制定された国道136号線は、国道135号線(東伊豆)と比べて道幅は狭く、集合場所に向かう際も道路工事を至る場所で行っていましたが、それだけ険しく道路維持も大変な、自動車の往来にとって貴重な幹線道路です。
今回走ることになった古道は、この海沿いの幹線道路が開通する前まで日常的に使用されていた、昔の幹線道路の一部です。現在ではこの古道の管理は松崎町等で行っていますが、一部の区間は私有地になっているため、地権者の方に許可を得たツアー以外で走ると不法侵入罪に抵触するので、参加費の一部が古道の保護にあてられるツアーに参加するのがベストです。
集合場所の波止場で挨拶を終え、e-bikeをレンタルした後、今回初めてマウンテンバイクでトレイルを走るスタッフもいたので、バランスの取り方のスクールをやっていただきました。
上図のYAMABUSHI TRAIL TOUR特製のバランス特訓セットで、全員チャレンジ。
まず、ペダルに足をのせて利き足を前方に出します。
利き足は人によって異なり、利き腕と一緒とは限りませんが、ペダルを踏む込みやすい方になります。
(スノーボードのレギュラースタンス、グーフィースタンスと近い考え方です)
ペダルだけでバランスを取るのは難しいですが、ハンドルに手を添えるだけで前後に揺さぶられても安定するようになります。
ハンドルは補助的な役割となり、実際にグリップを握るときも、手のひらの頭脳線(上から2番目あたり)と、親指・人差し指の間の水かきをグリップの真ん中に乗せ、人差し指をブレーキレバーの端に引っ掛けるようにして手を添えるだけで、驚くほどバランスを取りやすくなります。
教えていただいたことで理解が深まり、特に今回のグラベルロードではショックを吸収する術がほとんど自分の体だけになるので非常に参考になりました。
参加される方は、スクールを受講されるのがオススメです。
スクールでのバランス特訓を終えて、さっそく出発。
この日は梅雨入り前の希少な快晴。最高気温も28℃ぐらいのサイクリング日和。
以前に通常のマウンテンバイクで参加した際は、トラックで古道入口までアプローチしましたが、今回は上り坂が延々と続く古道入口までずっとペダルを漕いで上っていきます。
多くのトレイルツアーでは、出発ポイントまで険しい山道が続いているケースが多いため、自動車を使ってアプローチすることが一般的ですが、e-bikeなのでラクラクと上っていきます。
「上りが休憩になる。」というつぶやきが印象的でした。
古道の中は人ひとり(自転車)が通れるぐらいの幅のシングルトラックや、すれ違いで挨拶もできるほどの幅の道、広場みたいになっている場所もあり、いにしえの時代ではここがヒトとモノの交流地点だったことが伺えます。
せっかくなので記念撮影してもらいました。皆揃ってのトレイルツアーの参加はおよそ4年ぶりだったので、楽しいひとときを過ごしました。
午前中のライドが終わり、最初に集合した波止場近くの食事処・民芸茶房さんで昼食を頂くことになりました。
刺身とアジの炭火焼きの美味しいランチに、
金目鯛の煮付け、桜海老のかき揚げを堪能。
私たちが集まってサイクリングするときは、美味しいものを頂くのもセットです。
今回のライドで乗ったe-bikeは、以下の3モデル。
BESV JG1
MIYATA リッジランナー8080
KONA REMOTE 160
以前にオフロードバイクサミットで様々なe-MTBを乗り比べて、今回はe-グラベルロードでトレイルを走った際に感じた主な違いはタイヤの太さによるトラクションの差。
オンロード・オフロード共に走りやすいグラベルロードですが、急勾配の上り坂や、下りで岩肌がでているようなところは少ししんどい部分もあります。タイヤの太いマウンテンバイクの場合、タイヤと路面との接地面積が大きく、グラベルロードだと大変なところもクリアしやすいです。
ただ、車体重量が軽い(JG1は15.8kg)ため、押したり担ぎ上げたりする場所はラクでした。今回のライドでは、グラベルロードで走れる場所、難しい場所の線引きの基準がでできたのが大きな収穫でした。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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