Panasonic
EZ(BE-FZ031)
メーカー希望小売価格
税込み 147,000円
一度乗り始めると「あまりのラクさ」に生活のスタイルが一変する便利な電動アシスト自転車ですが、独特のワイルドな雰囲気からオーナーの個性が光る「カスタム」をして楽しむ方が多いモデルです。
適応身長の目安は149cm~181cmで車体重量は22.0kg、最大航続距離は55kmです。
・ショートフェンダー取付け(New)
EZのドライブユニットは「ペダルをこぎ出した時にかかる負荷を感知してアシスト力を調整し、急発進を防ぐ」オートマチックモードを搭載しています。
お問い合わせの中で「ヤマハなどのメーカー間でのドライブユニットの違いについて」ご質問を受けることが多いのですが、パナソニックのドライブユニットはスムーズなこぎ出しアシストが印象的です。特に「電動アシストは便利だけど急発進がこわい。」「自転車自体乗るのが実は久しぶり。」という方にオススメしています。
EZに搭載されているバッテリーの容量は8.0Ah(アンペア)。
容量としては少量サイズとなっており、先述の通りロングモードで55km走行可能です。充電時間も約3時間で満充電完了するので一晩充電すればOK。
アシスト操作も電源を入れてペダルを漕ぎ始めたらアシスト開始するので難しい操作はありません。時速25km/hを超えると自動的にアシストがとまる(25km/h以下になると再度アシストします)など、安全に配慮した機能になっています。
EZの特徴を際立たせるポイントとして、上図のBMXスタイルのハンドルと3つのキャリアがあります。
1つ目が「アルミ製フロントキャリア」。耐荷重は2kg。キャリア形状は独特になっており、使い方は別売りのロープ等でキャリアの上に載せた荷物を固定して使用します。2024年度モデルより専用のフロントバスケットが装着できるようになりました。
2つ目が「フレームキャリア」。耐荷重は1kg。フレームの上にプラスチック製のベースが載っかっている構造で、使い方は別売りのロープ等でキャリアの上に載せた荷物を固定して使用します。
3つ目が「アルミ製リアキャリア」。耐荷重は10kg。キャリア形状は独特になっており、使い方は別売りのロープ等でキャリアの上に載せた荷物を固定して使用します。基本的に後ろバスケットの装着は困難となっており、チャイルドシートは取付け不可です。
ライトはバッテリーから電力を供給して点くLEDビームランプ。照射範囲が広いので夜間でも安心です。
EZには走行中、停車中いつでも変速操作が可能な内装3段ギアチェンジシステムが搭載されています。
内装ギアチェンジは変速レバーを操作すると、後輪ハブの内部でギア比の変更が完結する仕組みになっています。外装ギアチェンジシステムとのとの違いは、
1. ペダルを漕がなくても変速操作できるので、停車中でも軽いギアに戻せる
2. 変速機構がハブの内部にあるため、サビや汚れに強い
3. チェーンを移動させないので、適切にチェーンが張れている状態であればチェーン外れの心配がほとんどいらない
が挙げられます。
ブレーキは制動力の高いVブレーキを採用。主ににクロスバイクで多く採用されていて、少ない力でも強力にブレーキをかけることができます。前側にはパワーモジュレーターが搭載されており、過剰なブレーキングパワーを逃がすことで前輪がロックしにくいようになっています。
利便性や使い勝手であれば他にも候補があり、良くも悪くも「クセの強い」電動アシスト自転車ですが、その「不便な部分」も涼しい顔でスマートに使いこなせるオシャレな方にとっては、EZは面白い自転車です。
EZのカラーラインナップは以下の通りになります。
(画像はカスタム後)
パナソニックサイクルテックに在庫がある場合はご注文日より1週間から10日程がご用意できる目安の日数となります。
取寄せ商品のご注文は、当店にご来店して頂き契約書にご記入いただいてから承っております。電話等でのご注文はできません。ご注文後のキャンセルはできません。また、特定の商品は内金を頂いております。予めご了承ください。
当店では自転車をご購入された際に、不要になった古い自転車の処分も承っております。処分の際は当店までお持ちください。自転車の処分だけは行っておりません。予めご了承ください。
自転車を安全に、安心して乗り続けるためには定期的な点検と整備が不可欠です。
当店ではお買い上げいただいた自転車の点検を無料で承っております。イメージとしては健康診断のようなもので、定期的にチェックをすることで自転車の状態を把握できます。安全・安心して乗るために部品の交換等が必要な場合は点検終了後にご案内させていただいております。
自転車の故障は、走行中であれば危険も伴うほか、貴重な時間のロスも大きくなるので、愛車の定期的な点検と整備を受けてあげてください。
>> 点検のご案内 - 自転車ご購入後1年経過した方に向けて
自転車を長く安全・安心して使用していただく上で必要なお手入れの方法や、当店のメンテンス実績のご紹介になります。
当店では自転車賠償責任保険の条件を満たしたTSマーク付帯保険に加入することができます。新車ご購入時は防犯登録に加入された場合、そのまま加入できます。有効期間は1年間で、再加入にあたっては点検を受けて必要条件を満たす必要があります。
防犯登録の加入は自転車ご購入時、身分証明書等は不要です。また、お支払い方法は現金のみとなります。
電動アシスト自転車もe-bikeも法律上(道路交通法)は、同じ「駆動補助付き自転車」になります。アシスト比に関しても両方とも同じ法律が適用されますが、電動アシスト自転車とe-bikeでは「速度におけるアシスト比」の範囲内でメーカー毎にパラメータの設定(味つけ)を工夫しており、実用性重視の電動アシスト自転車とサイクリングを楽しむ要素を重視するe-bikeで違いがあります。
電動アシスト自転車、e-bikeは上図の「電動アシスト自転車の基準」に沿って、時速0km/hから10km/hまでの最大アシスト比は200%以内(ペダルを漕いだときの踏力(トルク)が20N・mだった場合は最大で60N・m)、時速10km/hから時速24km/hにかけて徐々に減らしていくよう定められています。
お買い物目的やお子さんの送迎など実用的な使用方法が多い「日本の電動アシスト自転車」は、発進時や上り坂でのスムーズなアシストが特徴ですが、安全面を考慮して速度が出すぎるのを抑制する側面があるのでアシスト比の減少はe-bikeと比べると大きくなっている傾向があります。
e-bikeの場合、サイクリングを楽しむ要素を重視している傾向があるため、時速10km/h以上からのアシスト比の減少は緩やかになっていることが多く、巡航速度20km/h前後でもパワフルなアシストの恩恵を受けやすくなっています。
同じ「駆動補助付き自転車」でも電動アシスト自転車とe-bikeではアシスト比の設定方法が異なり、さらにメーカーによってパラメータの設定(味つけ)が違うので、この部分が「アシストの強さ」「乗りやすさ」を含めたメーカーの腕の見せ所になっています。
EZはパナソニック製ドライブユニットを搭載した電動アシスト自転車です。「発進時や上り坂でのスムーズなアシストと、安全面を考慮して速度が出すぎるのを防いでくれる」ので安心してお使いいただけます。
電動アシスト自転車(e-bike)で使用されているバッテリーは、最近では「リチウムイオン電池」を採用するメーカーが多くなっています。使用や保管、充電回数を重ねることにより「劣化」が進んできます。基本的には「バッテリー残量が減ってきたら充電」を心がけるとよいのですが、その際の注意点として「保管温度」と「満充電後、いつ使うか?」もバッテリーを長持ちさせる上で重要になります。
リチウムイオン電池の劣化には充電をすることで発生する「サイクル劣化」と、時間が経過することで発生する「カレンダー劣化」の2種類があります。先述の「バッテリー残量が減ってきたら充電」を実践することでサイクル劣化は緩やかになるのですが「保管温度」と「満充電後、いつ使うか?」が適切でなかった場合はカレンダー劣化が急激に進んでしまうので注意が必要です。
上の図は「充電容量」と「保管温度」によるカレンダー劣化の相関になりますが、同じ保管温度でも充電容量が「100%」と「50%」では「50%」の方が劣化しにくくなります。また、保管温度が「30℃」を超えると劣化が急激に早くなります。
「満充電後、いつ使うか?」については、毎日の通勤・通学用途の場合はすぐに使うケースであれば影響は少ないですが「休日にe-bikeでサイクリングする。」といった場合、「走り終わったあとにすぐに充電」と「サイクリング前日に充電」では劣化の具合に違いがでやすいのでご注意ください(但し、バッテリー残量が「0%」のときは「深放電」が発生し劣化が急激に進んでしまうのでその場合は充電をした方がバッテリーへのダメージを最小限に抑えられます)。
保管温度も気をつけるべき点の一つで、特に高温に弱く30℃以上の保管で劣化が早くなります。上図では保管温度60℃で劣化具合が極大になっていますが「真夏の自動車内でe-bikeのバッテリーを放置した。」場合は十分に考えられるので、車載してのe-bikeでのサイクリング時にはご注意ください。
当店で承れるカスタムは安全・安心して乗れる状態であることと、法令に遵守した範囲までとなりますが、使用目的により合ったアレンジで乗りやすくなったり、自分だけのオリジナル自転車ができあがるのがカスタマイズの魅力。
ご興味のある方は、ぜひご相談下さい。
オーナー様より「フロントキャリアとリアキャリアを取外して欲しい。」とカスタムのオーダーを承り、シンプルスタイルにして納車させていただきました。
上図の通りフロントキャリアとリアキャリアは取外し可能です。あまり使用しないものを取外すことでスッキリとした印象に。
但し、このカスタムを施工する場合は「フロントキャリアに付いていたライトを別の場所に設置する」のと「リアキャリアに付いていた後ろ用の反射板を別の場所に設置する」必要があります。
「フロントキャリアに付いていたライトを別の場所に設置する」ということに関しては、今回は
・丸善 砲弾型ライト取付金具(アーチ170)
を使用し、フロントフォーク台座に取付けしました。
ビーチクルーザーのカスタムではおなじみの「砲弾型ライトの取付け」と同じ方法になりますが、砲弾型ライトと今回の「LEDビームライト」は形状が少し異なるためそのままでは付きません。少し加工して「取付金具」の方に合わせて取付けしました。
「リアキャリアに付いていた後ろ用の反射板を別の場所に設置する」ということに関しては、今回は
・キャットアイ 取付バンド ユニバーサルタイプ(5440892)
を使用しました。
反射板を取付けるバンドは一定の直径に対応していますが、フレームに取付けるにしろサドルの下に取付けるにしろ付属のバンドでは太すぎて取付けできません。先述の「ユニバーサルタイプ」のバンドは直径18.0mmから40.0mmまで対応しているのでフレームでもサドル下(シートポスト)でも任意の場所に取付けできます。
オーナー様より「こんなイメージでカスタムしてほしい。」とご相談を承り、制限の中から可能な範囲としてフロントキャリアを別のものに換装し、木目の付いた底板付き(樹脂製)のアルミバスケットを取付けさせていただきました。
今回のカスタムの要点でもある、フロントキャリアとバスケットは
・GP YFA-23G フロントキャリアー ブラック
・GP AL-N03P ウッドボトムバスケット L ブラック
を使用。
バスケットの寸法は大きいところで幅42センチ×奥行き31センチ×高さ21センチ。
このバスケットを取付けるために換装したキャリアーは先述のVブレーキ装着車に取付け可能となっており耐荷重は5kg。耐荷重はバスケットを含めた重量になるので、先程のウッドボトムアルミバスケットの重量が950gなので、約4kgのものが載せられるようになります。
キャリアーとフロントバスケットは同じGPブランドの商品になるので、無理なく取付けできるのも特徴です。
ライト取付金具はそのまま流用して、バスケットを取付ける前にキャリアーへ装着。
一方で使用する予定の無かった「フレームキャリア」は取外しました。
オーナー様より「EZ純正品のフェンダーを取付けてください。」とカスタムのオーダーを承り、ショートフェンダーを装着して納車させていただきました。
EZ純正のショートフェンダーは、マウンテンバイクスタイルになっています。
EZ用ショートフェンダーは「OGK MF-016」というジュニアマウンテンバイク用フェンダーがベースとなっていますが、EZへの取付けに最適なボルト及びナットが付属されております。MF-016に同封されているボルト及びナットは一部を除き使用しませんので、取付けの際はご注意ください。
当店で取扱っている折りたたみ自転車・ミニベロのまとめです。
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