商品情報

2023年6月1日

【納車紹介】YPJ(ヤマハ)クロスコアRC - 最大航続距離200kmを誇るe-bikeにガラスコーティング施工 -

相模原中央店

 

YPJ(YAMAHA)
CROSSCORE RC

メーカー希望小売価格
税込み 317,900円

 

クロスコアRCは高性能ドライブユニットによる「自然なアシストフィーリング」と大容量バッテリーで最大航続距離が破格の200kmを誇る、通勤・街乗り・フィットネス・サイクリングあらゆるシーンで頼りになるe-bike。車体重量は23.8kg(Mサイズ)。

 

今回は「ピュアパールホワイト」のMサイズ(適応身長の目安154cm~)に三ヶ島ペダル(MKS)の高性能ペダル・オールウェイズの取付けと試験導入した「ガラスコーティング」を施工して納車させていただきました。

 

【目次】

 1. クロスコアRCの特徴

 2. ペダルをMKS・オールウェイズに交換

 3. ガラスコーティング施工

 

1. クロスコアRCの特徴

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モーターサイクルメーカー・YAMAHAのデザイン造形理念に基づいて設計された独特な形状のフレーム。オートバイの「フレームの間にラジエーターが入っている」ツインチューブ形状をヒントに、バッテリーをダウンチューブの間に置く「ツインチューブ構造」という特許を取得した方式を採用しています。

  

この方式によりバッテリーを内蔵しながらもフレームは太くなりすぎず、フレーム剛性と重量バランスを最適化できるので後述のドライブユニットと合わせて「自然なアシストでライドに集中できる。」のが特徴。

 

以前にオフロードバイクディーラーサミットでYPJ-MT PROを試乗させていただいたときも「漕ぎやすい。」というのが印象的で「人間の感性に寄り添う自然なアシストフィーリング」を追求したYAMAHAの考え方が表現されていると思います。

 

 

バッテリーをダウンチューブの中に収納する構造の副産物としてボトルケージ台座がダウンチューブ、シートチューブに設置されています。スポーツバイクでは珍しくもない機能ですが、バッテリーの設置場所によってフレーム設計に制限のあるe-bikeにおいては希少です。

 

ボトルケージやツールケージの取付けができる、バイクパッキングの自由度の高さはクロスコアRCの大きな利点です。

 

 

e-bikeの心臓部ともいえるドライブユニットはマルチアクティブドライブユニット「PWseries ST」を搭載。

 

 

PWseries STは"応答性"に優れたクアッドセンサーシステムを搭載しています。「坂道だから強いアシスト。」ではなく、ペダルの回転数や登坂中のスピード等の情報を瞬時に演算してスムーズに漕げるようにアシストしてくれるのが特徴。

 

応答性とは所謂「あそび」の部分で、例えばペダルを漕ぎ始めた瞬間にアシストが作動(あそびが無い状態)するとカクカクした動作になって非常に乗りにくくなります。この応答性の設定についてはメーカーの腕の見せどころですが、PWseries STは膨大な回数のトライ&エラーを繰り返して現状考えられる「自然なアシスト」を実現しています。

 

 

クロスコアRCは13.2Ahの大容量バッテリーを搭載。バッテリー容量の大きさは電流容量(Ah)だけではなく、電圧(V)との「掛け算」で決まります。電力容量(Wh)と表しますが電圧が「36V」なので475.2Wh

 

比較までに一般タイプの最大クラスで16.0Ahですが電圧は「25.2V」なので電力容量は403.2Wh。一般タイプの電動アシスト自転車よりも容量が大きく、最大航続距離が破格の200km(プラスエコモード)という実力を誇ります。

 

大容量バッテリーが故に重量は2945gとあるのが弱点(BESV・JG1搭載バッテリーは1450g)ですが、航続距離の長さからバッテリー切れの心配も少ないため(BESV・JG1搭載バッテリーは252Wh 36V×7Ah 最大航続距離105km)、e-bikeによる長期ツーリングでも頼もしい相棒になってくれます。

 

 

充電器は他のe-bikeと同じくノートPCのような持運びしやすいタイプ。重量は970gで、満充電までの充電時間は約3.5時間です。

 

 

バッテリーの着脱はダウンチューブの下から行います。付属のロックキー(スペアキー2本付属)をフレーム本体にあるシリンダーに差してまわすと、バッテリーカバーのロックが1段階目の解除できるので、そのあとバッテリーカバーについているレバーを押して2段階目の解除をします。

 

 

上図の通り、バッテリーカバーが下がってきます。

 

 

バッテリーの取付け位置は上図の通り「バッテリーカバー」の方になります。フレーム側ではないのでご注意ください。バッテリーの向きは左側から見たときにメーカー名や注意事項が見える方になります。

 

 

充電に関してはフレーム本体にもポートが設けられているので直接充電も可能です。電源が近くにあるガレージ収納の場合はバッテリーを外す手間がなくなるので便利です。

 

  

クロスコアRCのアシストモードは、ディスプレイ右下にある電源ボタンを押すと起動します。スタンダードモード(STD)で最大航続距離は101km

 

 

ハイモード(HIGH)で最大航続距離は85km

 

 

エコモード(ECO)で最大航続距離は137km

 

 

プラスエコモード(+ECO)で最大航続距離は200kmになります。

 

 

フロントサスペンションフォークはSRサンツアー・NEX-e25-C。ストローク量63mmのコイル式で重量は2665g。タウンユース向けのモデルではありますが剛性の高いスルーアクスル方式になっており、強靭なアシストに負けることなく足元から快適なライドを支えます。

 

タイヤは27.5×2.0のスリックタイプを履いています。指定空気圧は40-65PSI(3.8-4.5BAR)と太めのタイヤにしてはやや高めで、車体重量をしっかり支えつつ軽快なハシリを楽しめるようになっています。

 

 

ブレーキシステムはシマノ製の油圧式ディスクブレーキ・BR-MT200とBL-MT200の組合わせを採用。雨の日でも安全に・安心して速度調整ができる上、ブレーキオイルにミネラルオイルを使用しているため経年劣化が緩やかなのもポイント。

 

形状が細分化されているブレーキパッドも「B05S」(2023年5月現在)という、多く普及しているタイプなので交換用ブレーキパッドの入手が容易なのも利点です。

 

 

ドライブトレインはフロントギアが44Tに対し、リアがシマノ・9Speed 11-36Tを採用。街乗りを意識したギア構成になっています。

 

 

堅牢なキックスタンドも標準装備。

 

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2. ペダルをMKS・オールウェイズに交換

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オーナー様からのご指名により、三ヶ島ペダルのALLWAYS(オールウェイズ)に交換させていただきました。

 

 

オールウェイズは当店に限らず人気の高い高性能ペダル。高精度ベアリングによる耐久性と滑らかな回転、踏み面が広く安定感がるため、カジュアルな装いでも恩恵を受けやすくなっています。実測重量は382gでした。

 

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3. ガラスコーティング施工

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今回、オーナー様のご了承を得て「ガラスコーティング」を施工して納車させていただきました。

 

 

ガラスコーティング施工に使用したのは「ハドラス」のコーティング剤です。「防汚」のBLUE、「防傷・防錆」のREDの2種類ありますが今回はREDを使用しました。

 

 

ガラスコーティングを付与することで雨による汚れや飛砂等による傷の対策、サビも出にくくなります。無色透明ですが美しいグロス面の輝きも出てきます。マット面にもしっとりとした質感を出しつつ、先述の効果を付与することができるので特別な一台にオススメです。

 

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オーナー様は以前に当店で自転車をご購入していただき、今回はその自転車の点検時にオーダーを頂きました。いつもありがとうございます。

 

  

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