セオサイクルのブログ | BLOG

2019年12月17日

メカニック泣かせのブルホーン化

平井店

こんにちは、平井店です。

 

旧ブログで掲載していた、サイクリング+ウーバーイーツなロードを納車して

その代わりに元々乗っていたKUWAHARAのファニーバイクをお預かり。

 

納車したFujiのロードバイクは105へアップグレードしたので、余るコンポーネントはすべて

こちらへ移植する。

 

一つ難関があり。

「ブルホーンバーにSTIレバーを取り付けて、エアロバーもお願い!」と

・・・。

 

実はこの組み合わせ、簡単そうで中々に難しい。

STIレバーは本来のドロップハンドルに装着することに適していて、構造が違うブルホーンバーには

何かしらの対策を施さなければ、

○ブレーキがほとんど動かない

○ブレーキは握れるが、レバーの引きがとても悪い。

変速動作は何とかなるとして、ブレーキはスピードを調整するため非常に重要。

 

少ない知恵を活用して今回はこの部品を追加。

ブレーキラインの取りまわしで窮屈な場合に役に立つ、フレキシブルなブレーキガイドパイプ。

本来はクロスバイク等に使うこのパーツのこの部分をむしりとって、

レバー側にIn!

 

この部分を90度曲げても抵抗を少なくすることができたが、

標準のドロップハンドル状態を100点とするなら、80点程度のレバーの引きの軽さ。

日泉ケーブルを使用すれば、95点くらいにはあげられるかも・・・。

 

最後に重要な部分。

長いこと乗り続けていたので、ホイールのリムがブレーキに負けて、へこんできているため、

リム交換をしたかったが。

手ごろな価格のハブとリムが探してみても存在はしなかったので、前後ホイールは丸ごと交換。

ちなみに前輪はジャイアントのイディオムシリーズから

後輪は絶版になったジャイアントのMR4からそれぞれ取り寄せ。

デザインは前後でほぼ同じだったので、違和感は少な目。

珍しい車体は悩ましいことが多い。

 

おまけ

簡単に仕上げる方法で、この角度からバーテープに巻き込まないで、

アウターワイヤー外だしで組めばブレーキの引きも良好!

これは、これであr・・・。

ないな。

 

平井店

小倉

 

 

 

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