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開催日 : 2023年6月4日

【イベント報告】ワコーズ講習会 - 水洗いなしの駆動系クリーニング方法&「教えてWAKO'S先生(Q&A)」 -

相模原中央店

 

この度、潤滑油のコンサルタント・和光ケミカル様のご協力によりワコーズ講習会を開催させていただきました。

 

【前回の概要】

開催日時:2023年6月4日(日)午前11時00分より1時間ほど、1回のみ

場所:セオサイクル相模原中央店 駐輪場(雨天時は店内)

講習内容:水洗いなしの駆動系のクリーニング方法、「教えてWAKO'S先生(Q&A)」

参加費:無料

 

 

【目次】

 ・前回の概要(開催日時・場所等)

 ・講習内容「水洗いなしの駆動系のクリーニング方法」

 ・教えてWAKO'S先生(Q&A)(New)

  「注油したあとに黒い汚れが付着するのはよいのか?もう少し汚れを落としたほうがよいか?」

 ・当店のクリーニングサービス(Update)

 ・開催場所の「駐輪場」

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スポーツバイク専門誌「バイシクルクラブ」に今回の講習会についてご紹介して頂きました。

 

バイシクルクラブはロードバイク、マウンテンバイクで走ることを楽しみたい人に贈る硬派なスポーツバイク専門誌。ホビーライダーからシリアスレーサーまで、ジャンルやレベルを問わない、わかりやすい特集が好評です。

 

・講習内容「水洗いなしの駆動系のクリーニング方法」(今回2023年6月・前回2021年10月開催時の様子)

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潤滑油のコンサルタント・和光ケミカル様のご協力により開催させていただいたワコーズ講習会当日は気持ちの良い晴天でしたが、風が強く作業がしにくいため当店内で実演していただきました。

 

今回の講習内容は、" 水洗いなしの駆動系のクリーリング方法 " と題して、チェーンクリーナー、マルチフォーミングクリーナー、チェーンルブを使って、スポーツバイクのお手入れの中でも重要なチェーンの洗浄・注油の効果的な方法を、潤滑油のプロフェッショナル・和光ケミカルの方が実演を交えながら分かりやすく教えてくれました。

 

水洗いなしというのも今回のポイントで、上下水道が近くになく、自宅での作業スペースが限られている場合でも、愛車のお手入れがしっかりできるので、方法をマスターしてしまえば、スポーツバイクに乗っている限りずっと役に立ちます。

 

実演にあたっては参加していただいたお客様のバイクをお借りしました。オーナー様、ご協力ありがとうございました。

 

早速実演ですが、まずはチェーンに付いた砂や泥をチェーンクリーナーを使用して落としていきます。

 

 

チェーンクリーナーは吹きかけると汚れを浮かせてくれます。速乾性のクリーナーとは異なり、洗浄成分が残るので少ない量で効率よく汚れを落とせます。

 

 

チェーンクリーナーを吹きかけたら、チェーンクリーナーに付属しているブラシでチェーンやギアをこすります。ブラッシングを行うことにより細かい砂などを落とすことができます。

 

 

チェーンクリーナーの洗浄成分は樹脂パーツを傷めないので、リアディレイラーのプーリーにも使えます。プーリーは汚れが溜まりやすく、漕ぐときに重たくなりやすいので汚れを落とすとペダリングが軽くなります。

 

 

ここまでして汚れを徹底的に落とす理由は、異物が混入すると潤滑に大きく影響するから。チェーンのお手入れでは洗浄をしっかり行うことが重要です。

 

 

チェーンクリーナー付属のブラシで、まんべんなく汚れをこすって落とし、

 

 

ウェスで汚れを拭き取っていきます。このとき使用するウェスは、細かい汚れをしっかりキャッチするマイクロファイバーがオススメです。

 

 

リムやフレームの洗浄、チェーン洗浄のひと押しにはマルチフォーミングクリーナーを使用します。上の写真のようにリムに吹きかけます。攻撃性が低いのでタイヤなどにかかっても大丈夫です。

 

 

リムとフレームを清掃して、

 

 

これで清掃は完了。

 

 

チェーンへの注油はチェーンルブを使用しましたが、可動部への注油はラスペネを使用しました。チェーンルブとラスペネ、2つあれば全体をカバーできますが、1つだけであればチェーンルブの方をご用意するのがオススメです。

 

(ラスペネだと、浸透性が高い代わりに潤滑の持続時間が短いため)

 

 

こちらが水洗いなしの駆動系クリーニングを行った後。新品のような輝きを取り戻し、動きもスムーズです。

 

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・教えてWAKO'S先生(Q&A)

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今回は「教えてWAKO'S先生」と称して「自転車のメンテナンス」で日頃気になっていること、困っていることを事前にアンケートで募集させていただき、回答頂いたご質問の一部を講習会当日に「WAKO'S先生」に解説してもらいました。

 

「注油したあとに黒い汚れが付着するのはよいのか?もう少し汚れを落としたほうがよいか?」

 

A. いわゆる「すすぎ」が足りない状態なので、もう一度マルチフォーミングリーナーを吹きかけて汚れを落としてあげてください。

 

【解説】

先述のチェーンクリーナー(もしくはパーツディグリーザー)でチェーンに付着した汚れを浮かせるのが「洗い」だとすると、マルチフォーミングクリーナーを吹きかけて汚れを拭くのは「すすぎ」になります。

 

1回の「すすぎ」でも浮かせた汚れはそこそこ落ちるのですが、2回目の「すすぎ」を行うことでチェーンのコマの奥の方に付着した汚れを押し出す形で落とせるので、これにより黒い汚れが出にくくなります。

 

ケミカルの使用割合としても

チェーンクリーナー(パーツディグリーザー)「1」:マルチフォーミングクリーナー「2」

ぐらい、マルチフォーミングクリーナーを上手に使用するのがオススメです。

 

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・当店のクリーニングサービス

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当店ではスポーツバイクの性能維持に欠かせない「クリーニング」のサービスメニューをご用意しております。

 

>> Bicycle Club サイクルショップガイド セオサイクル相模原中央店

 

「乗っていなかった愛車をきれいにしてほしい」「父から譲り受けた自転車で自転車旅に出てみたい」など、オーナー様のご要望に合わせてスポーツバイクのクリーニングに対応しています。もちろん、パンク修理やワイヤー交換などの各種メンテナンスも行っています。

 

 

工具・ケミカル類も「ワコーズ講習会」で使用しているものに準拠してご用意しております。

 

 

洗車で使用するケミカルは先述のものに加え、2023年に新発売となった「マルチケアウォッシュ MCW」を新たに導入しました。


マルチケアウォッシュMCWは2年の開発期間を経て完成した「高濃度中性洗剤」で自転車の塗装面、ゴム製品、樹脂パーツにも安全に使えて、希釈度合いを変えれば軽微な油汚れならチェーンやスプロケットにも使用可能です。


また、ブレーキダスト等で汚れやすいディスクブレーキにも使用できます。


2023年6月現在は「業務用」のみのデリバリーで、購入しようとすると


WAKO’S

マルチケアウォッシュ MCW V433

税込み 39,600円(10L)


と、個人で使用するにはちょっと手が出しにくいので、ワコーズ渾身のクリーナーの性能を体験してみてみたい方にもオススメです。

 

「自宅でクリーニング、ちょっと大変だな。」という方は当サービスをぜひご利用ください。

 

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・開催場所の「駐輪場」

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今回の講習会会場となる「駐輪場」の場所は当店入口より左側、当店があるビルの非常階段の近くにあります。当店ではサドルを引っ掛けて駐輪できるバイクラックをご用意しておりますので、スポーツバイクでご来店の際にぜひご利用ください。

 

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