セオサイクルのブログ | BLOG

開催日 : 2022年10月26日

【イベント報告】#セオサイクルスタッフ試乗会

相模原中央店

 

10月26日に開催された#セオサイクルスタッフ試乗会に参加してきました。弊社スタッフのためにメーカーさんのご協力を得て実施した試乗会で、元々は私たちからお客様に商品の特徴をお伝えする際の参考になればという形でスタートしました。

 

そのため通常の試乗会とは異なり、各ブランドのハイエンドモデルだけではなくエントリーモデルを体験できるのが特徴で、以前では試乗させていただいたコーダーブルーム・KESIKIのキャリアを装着しても安定感のある特性など、毎回新しい発見があります。

 

さらに昨年に引き続きCOVID-19を起因とする流通の混乱から、自転車及びアクセサリーパーツが手に入りにくい状態が続いていますが、その中でも比較的入手の目処が立っているもので、

 

当店は「自転車旅を、より身近に。」をテーマとしていますので、自転車旅の強力なパートナーとなる「e-bike」を中心に、当店で取扱いのあるものを今回ご紹介していきます。尚、今回ご参加いただいた御協力メーカーの敬称は以下の本文では省略させていただきますのでご了承ください。

 

【目次】

 1. BURLEY(バーレー)・トラボーイをe-bikeに取付けて試乗

 2. 電動アシスト折りたたみ自転車 トランスモバイリー

 (↑New)

 

1. BURLEY(バーレー)・トラボーイV2をe-bikeに取付けて試乗

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今回の社内試乗会では、当店の体験試乗車・BESV JG1を持込んで参加しましたが、ライトウェイプロダクツジャパン株式会社で取扱っているサイクルトレーラー・ベビーカー専門ブランドのBURLEY(バーレー)の代表的モデル・トラボーイV2をJG1に取付けて試乗させていただくことになりました。

 

 

トラボーイV2の装着方法は、トレーラー本体連結用のアタッチメントをシートポストに取付けます。トラボーイV2本体の重量は5.3kg、耐荷重量は27kgとシートポストにかかる負担が大きいので、実際にJG1でトラボーイV2を運用する場合は純正のカーボンシートポストからアルミ製シートポストへ交換して使用がオススメです。

 

 

トラボーイV2の装着が完了し、実際に「重たいもの」を運んだときにどんな感じなるのか?そんな実験もライトウェイプロダクツジャパンのスタッフの皆様の「寛大なお心」でご協力していただきました。

 

スポーツバイクを整備するのに必要なものを網羅したこちら、ペドロスの工具セット。ちょっと持ち上げただけですが、おそらく15kgぐらいはある代物。

 

 

ペドロスの工具セットを下段に積み、さらに備品を上段に積んで、プライベートでもトラボーイV2を使用されているスタッフの方の鮮やかな手際でしっかりホールド。トラボーイV2本体と荷物をあわせて30kg近くの重量になっています。

 

自転車旅でも滅多にない30kg近い荷物をかかえて、上り坂もある試乗コースを走ってみます。

 

 

トラボーイ+荷物の総重量約30kgで走ってみた感想としては「Ecoモードはちょっと重たいけど、パワーモードやスマートモードなら上り坂でも時速15km/hは出やすい。」といったところでしょうか。

 

e-bikeのアシスト性能もありますが、トラボーイV2の「車輪が付いている」ことによって、荷物の重量をバイク本体とトレーラーで分散できるので、思っていたよりも重量感を感じずに済みました。

 

またトレーラーという形のため重心位置が非常に低く、工具セットという重たいものを載せてもふらつく様子がありませんでした。自転車旅ではこの「ふらつき」が大きなストレスとなるため、それが少ないのは大きな利点です。

 

先述のトラボーイV2をプライベートでも使用されているスタッフの方は「キャンプ道具を積むときなどに使っています。あとトレーラーだけでも小さく畳めて便利なので、自転車に付ける時以外でも使っています。」と仰っていました。

 

こちらのサイクルトレーラーについて、店頭での体験用としてもライトウェイプロダクツからお借りすることもできるそうです。貸出用トレーラーが先方にあることが条件となりますので、タイミングによってはお時間がかかることもありますが、気になる方はぜひ当店までご相談ください。

 

>> 【公式】BURLEY ホームページへ

 

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2. 電動アシスト折りたたみ自転車 トランスモバイリー

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軽量な折りたたみ自転車として人気のルノー・ライト10ライト8プラチナライト8プラチナライト6など多くの個性的なモデル・ブランドを擁するGIC(ジック)株式会社で取扱っている、近年注目を集めているTRANS MOBULLY(トランスモバイリー)を今回試乗させていただきました。

 

 

トランスモバイリーのキャッチコピーは持ち運ぶためにつくられた」- 最小・最軽量クラスの電動アシスト自転車 -

 

折りたたみ自転車は折りたたんで持ち運びしやすくするために、ホイールサイズが小さくなることが多いですが、そうすると進みにくくなる…。

 

その弱点を電動アシスト機能でカバーするというのは、トランスモバイリー以外のモデル・ブランドでも同様ですがそうすると車体重量が20kg近くなる…。

 

 

トランスモバイリーでは大幅な重量増になることの多いバッテリー及びドライブユニットを最小・最軽量化させました。バッテリーはハンドルに装着するマグネット脱着式で、ドライブユニットはホイールに搭載。

 

その結果14インチモデルでは車体重量11.3kg、16インチモデルでは11.9kgと軽く、電車等の乗り換えが必要な輪行も現実的な重量に仕上がっています。(以前に行った北陸・東北縦断の旅での輪行は推定重量20kgを超えていたため、駅構内での移動で気持ちが折れないよう「覚悟が必要」な輪行です)

 

「簡単に輪行も出来て、旅先でラクに移動できる。」

 

軽装な自転車旅においては理想的なスペックですが、実際に乗ってみるとどんな感じなのか?上り坂もあるコースで14インチ、16インチ、20インチをそれぞれ乗り比べてみました。

 

 

TRANS MOBULLY NEXT140(AL-FDB140E)

タイヤサイズ:14×1.75

車体重量:11.3kg

最大航続距離:24km

 

トランスモバイリーのモデルの中でも最小サイズの14インチで、最軽量の11.3kg。ギアチェンジは無しの前46T×後ろ11Tの組合せ。バッテリーの充電時間は3時間で、バッテリー寿命は約300回の充電です。

 

全長は1190mmで、折りたたんだときの大きさは幅650mm×奥行き450mm×高さ610mmです。

 

実際に試乗させていただいた感想としては「持運びのしやすさを重視される方や市街地を中心に移動される方に向いている。上り坂ではやや減速しやすいものの、大変ということでもない。」

 

 

TRANS MOBULLY NEXT163(AL-FDB163E)

タイヤサイズ:16×1.2

車体重量:11.9kg

最大航続距離:24km

 

16インチで車体重量は11.9kg、ギアチェンジは外装3段変速の前46T×後ろ11-13-17Tの組合せ。バッテリーの充電時間は3時間で、バッテリー寿命は約300回の充電です。

 

全長は1290mmで、折りたたんだときの大きさは幅700mm×奥行き450mm×高さ610mmです。

 

実際に試乗させていただいた感想としては「16インチのホイールと外装3段ギアのおかげで上り坂でもラクに上れるし、よく進む。」

 

 

外装3段ギアという珍しい駆動方式を採用しているため、チェーンの交換などのサポート面が不安だったのでスタッフの方にお伺いしたところ「チェーンは一般的な6~8段用のものが使用できます。」との事で一安心。

 

 

TRANS MOBULLY NEXT206(AL-FDB206E)

タイヤサイズ:20×1.5

車体重量:13.5kg

最大航続距離:30km

 

トランスモバイリーのモデルの中では最大サイズの20インチで重量は13.5kg。ギアチェンジは外装6段変速の前52T×後ろ14-28Tの組合せ。バッテリーの充電時間は3時間で、バッテリー寿命は約300回の充電です。

 

全長は1480mmで、折りたたんだときの大きさは幅810mm×奥行き500mm×高さ650mmです。

 

 

先述の14インチ・16インチモデルと異なるのが、ドライブユニットが後輪に装着されています。

 

実際に試乗させていただいた感想としては「上り坂でもラクに上ることができるので、持運びのしやすさよりも組立てた後のスムーズな移動に重点を置きたい方に向いている。」

 

 

折りたたみ自転車を選ぶ上で見逃せないポイントとしては「輪行のしやすさ」。

 

バッテリーがハンドルの上にあるため、14・16・20インチどのモデルもコンパクトになりますが、輪行するための「輪行袋」を走行時どこに収納するか。

 

トランスモバイリーでは14インチ・16インチ兼用と20インチ用の輪行袋をオプションでご用意していますが、14インチ・16インチの場合は上の図のようにハンドル下にぶら下げる形で収納できます。

 

 

一方で20インチ用の場合、ハンドル下にぶら下げるのは無理があるため、バックパック等に入れて背負うなど工夫が必要です。

 

アシストがOFFの状態だと14インチや16インチの場合、上りがやや大変になりますが、20インチモデルであれば外装6段もあるのでアシストOFFでもそこそこ走れました。

 

輪行しやすさを優先させて、常にアシストをONにして24km前後の走行、長距離を走るときはスペアバッテリーを用意するなら14インチや16インチモデル、

 

旅先で広範囲で移動したい場合は20インチモデルが合っていると思いました。

 

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貴重な経験をさせていただき、開催に携わったすべての関係者の皆様ありがとうございました。この場を借りてお礼を申し上げます。

 

  

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