先日より当店での取扱いが始まったBESV。早速、お客様より純正フロントライトのお取り寄せと取付けのオーダーを承りまして、今回はそのときの作業の様子をご紹介させていただきます。
今回フロントライトを取付けることになったのは、フルサスオールマウンテンモデル・TRS2 AM。
フロントサスペンションはSRサンツアー・zeron35 150mm トラベル。リアサスペンションはロックショックス・Deluxe RT 150mm トラベル。
ドライブユニットはシマノ・STEPS。e-bikeの本場・ヨーロッパで高い評価を受けているE8000を日本向けにチューンしたE8080を搭載しています。
そんなTRS2 AMですが、バッテリーから電力供給してもらって点く専用フロントライトがあります。取付け方はユニークで、ハンドルにブラケットを取付ける一般的な方法の他に、ステムのフェイスプレートを交換して取付ける方法があります。
ライトをフェイスプレートに取付けることにより、
1. 真正面にライトを照射できる
2. ハンドルまわりがスッキリする
3. スマートフォンホルダーが取付けやすくなる(ライト取付台座を下向きにした場合)
以上のようなメリットがあり、今回はフェイスプレート取付けにしました。
ライトとスイッチの取付け、コードの接続自体は難しくないものの、ただ組み付けただけでは点きません。STEPSの方でもセッティングが必要になります。
まずはSTEPSの電源を入れます。TRS2 AMの場合、ヘッドチューブ右側あたりに付いています。
STEPSが起動します。
次にスイッチユニットの真ん中のボタンを長押しします。
するとディスプレイの表示が変わり、各種セッティングができるようになります。
セッティングメニューの中に、Lightがあるので選択します。
LightのONかOFFを選択する表示が出たら、ONにします。これでSTEPSの方からライトへの電力供給への許可がおります。
ライトとSTEPSをつなぐコードは左側から出ているので接続します。
ライトのスイッチは軽くクリックするだけで点灯します。もしここで点かない場合は、ライト接続コードとSTEPSがつながっていない場合もあるようです。今回は最初ライトが点かなかったものの、接続コードをつなぎ直してみたところ無事点くようになりました。またSTEPSが起動していないとライトも点かないのでご注意ください。
こちらは今回使用しなかった部品と説明書。今回の取付けにあたっては説明書に記載されている内容と異なっている(フェイスプレート取付けの記述がない)ので忘備録としての投稿になります。何かの参考になれば幸いです。
街乗りが中心ということでハンドル幅を全長600mmにカットしましたが、ライトがステム前方にあるお陰でスッキリした印象です。オーナー様、この度は修理のご依頼とブログ・SNS掲載を快諾していただき、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
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