VOTANI
H3
メーカー希望小売価格
税込み 168,000円
ヴォターニは2014年にオランダで生まれたe-bikeブランドで、現在ではBESVファミリーとしてアシスト性能やフレームデザインをアップデートし、"Votani by BESV"として日本での使い方にあったe-bikeとして設計・開発されています。
個性的なルックスのH3は航続距離が最大80km、重量19.7kgのミニベロタイプのe-bikeです。
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H3の最大の特徴はそのルックスを印象づけるセンターバスケットが付属したアルミフレームと、バッテリーを収納するボックス。ひと目でVotaniと分かる近未来的なデザインと、大型バッテリーをスマートに収納する合理性が光っています。
バッテリーの取外しは専用のロックキーでバッテリーボックスのフタをあけて、
バッテリーに付いているハンドルを上にあげて、
そのまま持ち上げて取外します。
ヴォターニのバッテリーはQ3や、BESVのJG1とJR1、JF1と共通。252Wh、重量1.45kgです。充電器もコンパクトな大きさなので、持ち運びも簡単。満充電までにかかる充電時間は約3.5時間です。
充電中は充電器側に付いているインジゲーターが赤く点灯します。充電が完了するとインジゲーターが緑色に点灯します。充電ケーブル先端の端子は細くなっているので、無理に押し込んだり外そうとすると端子が折れて使用不可になる可能性もあるので、充電ケーブルの接続には十分ご注意ください。
ヴォターニのアシストモード起動は、電源ボタンを押すだけで起動します。
上段の緑色に光っている数字がアシストモード、中段の青色の丸印がバッテリー残量、下段は速度(SPEED)や走行距離(TRIP)、航続可能距離(RANGE)を切り替えて表示します。
アシストはアシストOFF(0)の他に、航続距離80kmのエコモード(1)、航続距離60kmのノーマルモード(2)、航続距離45kmのパワーモード(3)、ペダルを漕ぐ力に合わせてアシスト出力を調整するオートアシストモード(A)があります。
e-bikeと電動アシスト自転車は、ペダルを漕ぐとドライブユニットの補助を受けアシストしてくれるという部分は同じですが、e-bikeはスポーツバイクの速度域に合わせてアシスト効率が最適になるよう調整されているため、アシスト性能自体も強力になっているものが多いです。
H3のドライブユニットは前輪のハブに搭載されています。Q3、ブリヂストン・TB1eと同様にデュアルドライブになるので力強いアシストが特徴。
そして、スポーツバイクの設計がベースとなっているH3はアシスト無しでもよく走ります。よって、平坦な道はアシストOFFやエコモードでも十分なので長距離もイケます。
H3にはフロントサスペンションが搭載されています。
トラベル量は実測で45mmほどのコイル式のスタンダードなもの。左右にストローク量を調整できるプリロード調整機能が付いているので、オーナー様の体重やよく走る道の路面のコンディションに合わせて乗りやすいよう調整がききます。
バッテリーから電力供給されて点くフロントライトも搭載。
ギアチェンジシステムは走行中でも停車中でも素早くシフト操作が可能な、シマノ・Nexus 3 Speed を採用しています。
ひと目でVotani H3を印象づけるスマートなセンターバスケット。
実際に測ってみたセンターバスケットの大きさは、
外側で幅11センチ×高さ14センチ×奥行き44センチ、
内側で幅8センチ×高さ12センチ(底板より計測)×奥行き42センチ
でした。
耐荷重は最大5kgまでとなります。
ビジネスバッグやトートバッグを収納しやすいサイズ感なので、e-bikeによるスマートな自転車通勤にもオススメです。
H3のカラーラインナップは以下のとおりです。
(画像はカスタム後)
2023年12月19日時点での店頭在庫は以下の通りです。
当店では店頭展示の自転車は当日お渡しできます。ただし、オプション部品の取付けやオプション部品の取寄せの場合は翌日以降のお渡しになる場合がございます。予めご了承ください。
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当店では自転車をご購入された際に、不要になった古い自転車の処分も承っております。処分の際は当店までお持ちください。自転車の処分だけは行っておりません。予めご了承ください。
自転車を安全に、安心して乗り続けるためには定期的な点検と整備が不可欠です。
当店ではお買い上げいただいた自転車の点検を無料で承っております。イメージとしては健康診断のようなもので、定期的にチェックをすることで自転車の状態を把握できます。安全・安心して乗るために部品の交換等が必要な場合は点検終了後にご案内させていただいております。
自転車の故障は、走行中であれば危険も伴うほか、貴重な時間のロスも大きくなるので、愛車の定期的な点検と整備を受けてあげてください。
>> 点検のご案内 - 自転車ご購入後1年経過した方に向けて
自転車を長く安全・安心して使用していただく上で必要なお手入れの方法や、当店のメンテンス実績のご紹介になります。
当店では自転車賠償責任保険の条件を満たしたTSマーク付帯保険に加入することができます。新車ご購入時は防犯登録に加入された場合、そのまま加入できます。有効期間は1年間で、再加入にあたっては点検を受けて必要条件を満たす必要があります。
防犯登録の加入は自転車ご購入時、身分証明書等は不要です。また、お支払い方法は現金のみとなります。
電動アシスト自転車もe-bikeも法律上(道路交通法)は、同じ「駆動補助付き自転車」になります。アシスト比に関しても両方とも同じ法律が適用されますが、電動アシスト自転車とe-bikeでは「速度におけるアシスト比」の範囲内でメーカー毎にパラメータの設定(味つけ)を工夫しており、実用性重視の電動アシスト自転車とサイクリングを楽しむ要素を重視するe-bikeで違いがあります。
電動アシスト自転車、e-bikeは上図の「電動アシスト自転車の基準」に沿って、時速0km/hから10km/hまでの最大アシスト比は200%以内(ペダルを漕いだときの踏力(トルク)が20N・mだった場合は最大で60N・m)、時速10km/hから時速24km/hにかけて徐々に減らしていくよう定められています。
お買い物目的やお子さんの送迎など実用的な使用方法が多い「日本の電動アシスト自転車」は、発進時や上り坂でのスムーズなアシストが特徴ですが、安全面を考慮して速度が出すぎるのを抑制する側面があるのでアシスト比の減少はe-bikeと比べると大きくなっている傾向があります。
e-bikeの場合、サイクリングを楽しむ要素を重視している傾向があるため、時速10km/h以上からのアシスト比の減少は緩やかになっていることが多く、巡航速度20km/h前後でもパワフルなアシストの恩恵を受けやすくなっています。
同じ「駆動補助付き自転車」でも電動アシスト自転車とe-bikeではアシスト比の設定方法が異なり、さらにメーカーによってパラメータの設定(味つけ)が違うので、この部分が「アシストの強さ」「乗りやすさ」を含めたメーカーの腕の見せ所になっています。
ヴォターニH3はBESV製の小型ドライブユニットを搭載したe-bikeです。先述の「時速10km/h以上からのアシスト比の減少は緩やかになっていることが多く、巡航速度20km/h前後でもパワフルなアシストの恩恵を受けやすくなっている」のに加え、
静かなモーター音とスムーズな発進、BESV特有のオリジナルアルゴリズムによる高い走行性能が楽しめる「オートアシストモード(A)」を搭載しているので、サイクリングや通勤等の普段使いでもグイグイ進むような自転車をお探しの方に最適です。
電動アシスト自転車(e-bike)で使用されているバッテリーは、最近では「リチウムイオン電池」を採用するメーカーが多くなっています。使用や保管、充電回数を重ねることにより「劣化」が進んできます。基本的には「バッテリー残量が減ってきたら充電」を心がけるとよいのですが、その際の注意点として「保管温度」と「満充電後、いつ使うか?」もバッテリーを長持ちさせる上で重要になります。
リチウムイオン電池の劣化には充電をすることで発生する「サイクル劣化」と、時間が経過することで発生する「カレンダー劣化」の2種類があります。先述の「バッテリー残量が減ってきたら充電」を実践することでサイクル劣化は緩やかになるのですが「保管温度」と「満充電後、いつ使うか?」が適切でなかった場合はカレンダー劣化が急激に進んでしまうので注意が必要です。
上の図は「充電容量」と「保管温度」によるカレンダー劣化の相関になりますが、同じ保管温度でも充電容量が「100%」と「50%」では「50%」の方が劣化しにくくなります。また、保管温度が「30℃」を超えると劣化が急激に早くなります。
「満充電後、いつ使うか?」については、毎日の通勤・通学用途の場合はすぐに使うケースであれば影響は少ないですが「休日にe-bikeでサイクリングする。」といった場合、「走り終わったあとにすぐに充電」と「サイクリング前日に充電」では劣化の具合に違いがでやすいのでご注意ください(但し、バッテリー残量が「0%」のときは「深放電」が発生し劣化が急激に進んでしまうのでその場合は充電をした方がバッテリーへのダメージを最小限に抑えられます)。
保管温度も気をつけるべき点の一つで、特に高温に弱く30℃以上の保管で劣化が早くなります。上図では保管温度60℃で劣化具合が極大になっていますが「真夏の自動車内でe-bikeのバッテリーを放置した。」場合は十分に考えられるので、車載してのe-bikeでのサイクリング時にはご注意ください。
きょうだいモデルのヴォターニ・Q3を納車させていただいてからしばらく経った後、オーナー様より次のお問い合わせがございました。
「チェーンの張りが少し固い気がします。」
Q3と当モデルH3は出荷段階ではチェーンは初期伸びを見越して「少し固め」に張ってあります。この状態で弱いアシストモード(1など)やアシストオフの状態で使用すると漕ぎづらく感じる場合がございます。
ヴォターニH3では踏力を計測して「アシスト」を出力させるためのトルクセンサーはBB(ボトムブラケット)と一緒になっています。
(Votani及びBESVのe-bikeではクランクを固定するボルトが特殊な形状となっているため、「クランクの増締め」等の作業及び点検は専用工具を所有しているVotani及びBESVの取扱い店でしか基本的に受けられません)
チェーンの張り自体は出荷時の「固い状態」でなくてもトルクセンサーは計測しますが、他の「電動アシスト自転車」と異なりテンショナーはないため、チェーンが緩みすぎるとチェーンケースに接触したりチェーンが外れるリスクもあります。
チェーンの張りは微調整が可能できますので、弱いアシストモード中心で使用されて「ちょっと固くて乗りにくいな。」という場合はご相談ください。
パワフルなアシストで日常の移動がグッとラクになるVOTANI・H3。当店の体験試乗車としてご用意させていただいているQ3について、通勤で1年以上実際に使ってみたり、サイクリングで使ってみたりして得られた記録を「VOTANI Q3日記」として情報発信しています。
【VOTANI Q3日記】相模湖周辺をショート・トリップ
当店では e-bikeの「驚きと感動の体験」を少し味わってもらうために、VOTANI・Q3の体験試乗車をご用意しております。
純正フロントキャリアとリアキャリアを装着し、利便性を向上させた通勤・お買い物仕様にカスタムしてあります。
リアキャリアにはMIKシステムにより簡単に脱着ができる、オランダ生まれの自転車用バッグブランド・BASIL(バジル)のバッグを装着していますので、MIKシステムの使用感を確認してみたい方にもオススメです。
試乗をご希望される場合はスタッフまでお声掛けください。※試乗の際には身分証明書のご提示をお願いしております。
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