SAKAMOTO-TECHNO(S-tech)
AIR-ON
販売価格は店頭にてご確認ください。
エアーオンはスポーツバイク特有のスポーティーな雰囲気を持ち合わせながら、一般自転車と同じような感覚でカジュアルに楽しむことができる「ライトスポーツ」バイクです。
・「エアーオン」と「アウターリミッツ」との違いを教えてください。(New)
・定番の「街乗り仕様」- 空気入れの使い方 - (New)
最近流行の兆しがある「ライトスポーツ」は明確な定義は決まっていないものの、本格的なスポーツバイクと一般自転車との中間にあたるジャンルを指すことが多いです。
初めてスポーツバイクを持ち上げたときの感動的な軽さや、一般的な自転車とは桁違いのスピード感、どこまでも行ける気がするほどの快適性は感じにくいですが、気軽にサイクリングを始めることができる親しみやすさが特長です。
その中でもエアーオンは軽くてサビに強いアルミ製フレームを採用し、車体重量は12.0kgと本格的なスポーツバイクに迫る軽さと快適性を誇り、サイクリングを気軽に楽しんだり、より本格的なスポーツバイクへのステップアップの最初のきっかけとしては十分な性能です。
軽い力で漕ぎ出したり、上り坂もラクにのぼれたり、速く走ることもできる外装3×7段ギアチェンジシステムが搭載されています。
外装ギアチェンジは変速機によってチェーンがギアの間を移動し、組合わせた前後ギアの差によってペダルを漕ぐ力と車輪の回転(スピード)を変更するシステムです。チェーンが違うギアに移動しない限り変速はしないので、変速操作は必ずペダルを漕ぎながら行います。
基本は後ろのギアを使いながら、街乗りでは前側はアウターギア(3段目)とミドルギア(2段目)を使い分けることで加速と巡航がラクになり、上り坂ではインナーギア(1段目)というように、走る場所によって最適なペダルの漕ぎやすさを選択できます。
タイヤの太さはクロスバイクで一般的に採用されていることの多いサイズの700×28C。空気を入れるバルブの形状はフレンチバルブ(仏式バルブ)になっています。
フレンチバルブの場合、一般自転車向けの空気入れだと規定値まで入れるのが難しいので、別途スポーツバイク用の空気入れが必要になりますが、規定値まで入れることで本来の性能が発揮できるので速くラクに走れるようになり、パンクのリスクも減ります。
前ホイールの固定方法はクイックリリースという、工具不要で脱着できるというモノになっています。自動車に省スペースで載せることができるので、旅先でのサイクリングや修理の際の車載などが可能です。
ブレーキはロードバイクで一般的なキャリパーブレーキを採用。クロスバイクなどでよく採用されている、制動力の高いVブレーキと比較するとキャリパーブレーキは細かなスピードコントロールがしやすい特徴があります。
また、一時的にリムとブレーキパッドの間隔を広げられるクイックリリースレバーがキャリパーブレーキにも付いているため、前ホイールを取外す際にタイヤとブレーキパッドが当たるのを避けられるので、取外し作業がしやすいのも利点です。
(但し、クイックリリースレバーが解放された状態のままだとブレーキが効かなくなるので、乗車前に注意が必要です。)
スポーツバイクではオプションになることが多いアルミ製キックスタンドも標準装備。
サドルはペダルを漕ぎやすいスポーティーなデザインで、サドルの高さ調整をする固定レバーは軽い力でしめられるクイックリリース式です。
ペットボトル等を収納できる「ドリンクホルダー(ボトルケージ)」の取付けができる台座付きです。
エアーオンには身長・体格にあわせて選べるフレームサイズが2つあります(後述のカラーリングによっては特定のサイズのみしか設定がないものもあります)。
・フレームサイズ430mm
乗車可能身長は160cmから168cmぐらいの方むけの大きさ(但し、実際は身長150cm台の方でも乗車でき場合があります)。
・フレームサイズ480mm
乗車可能身長は168cmから175cmぐらいの方むけの大きさです。
エアーオンのカラーラインナップは以下の通りになります。
(フレームサイズ480mmのみ)
(フレームサイズ430mmのみ 画像はカスタム後)
(フレームサイズ430mmのみ)
(フレームサイズ430mmのみ)
(フレームサイズ430mmのみ)
(フレームサイズ430mmのみ)
(フレームサイズ430mmのみ 画像はカスタム後)
2023年11月12日時点での店頭在庫は以下のとおりです。
当店では店頭展示の自転車は当日お渡しできます。ただし、オプション部品の取付けやオプション部品の取寄せの場合は翌日以降のお渡しになる場合がございます。予めご了承ください。
当店では店頭展示にない商品の取寄せも承っております。在庫がある場合はご注文日より1週間から10日程がご用意できる目安の日数となります。
取寄せ商品のご注文は、当店にご来店して頂き契約書にご記入いただいてから承っております。電話等でのご注文はできません。ご注文後のキャンセルはできません。また、特定の商品は内金を頂いております。予めご了承ください。
当店では自転車をご購入された際に、不要になった古い自転車の処分も承っております。処分の際は当店までお持ちください。自転車の処分だけは行っておりません。予めご了承ください。
自転車を安全に、安心して乗り続けるためには定期的な点検と整備が不可欠です。
当店ではお買い上げいただいた自転車の点検を無料で承っております。イメージとしては健康診断のようなもので、定期的にチェックをすることで自転車の状態を把握できます。安全・安心して乗るために部品の交換等が必要な場合は点検終了後にご案内させていただいております。
自転車の故障は、走行中であれば危険も伴うほか、貴重な時間のロスも大きくなるので、愛車の定期的な点検と整備を受けてあげてください。
>> 点検のご案内 - 自転車ご購入後1年経過した方に向けて
自転車を長く安全・安心して使用していただく上で必要なお手入れの方法や、当店のメンテンス実績のご紹介になります。
当店では自転車賠償責任保険の条件を満たしたTSマーク付帯保険に加入することができます。新車ご購入時は防犯登録に加入された場合、そのまま加入できます。有効期間は1年間で、再加入にあたっては点検を受けて必要条件を満たす必要があります。
防犯登録の加入は自転車ご購入時、身分証明書等は不要です。また、お支払い方法は現金のみとなります。
エアーオンとアウターリミッツは他のクロスバイクと比較したときにお手頃な価格になっていることが多いですが、主な理由としては生産工程にあります。
自転車を製造する際、一つのところで完成させるのではなく、ハンドルならハンドルを作っている会社から、タイヤならタイヤを作っている会社から必要な部品を調達して組立てて完成させていきます。
自転車を構成する部品の中で最も性能に影響が出るのが「フレーム」ですが、日頃から多くの自転車を製造しているのでフレームを作っている会社とも多くの取引があり、そこから良質なフレームを特別な条件で入手できています。
その良質なフレームを使用して完成したのが「エアーオン」になります。
・「エアーオン」と「アウターリミッツ」との違いを教えてください。
気軽にサイクリングを始めることができる親しみやすさから人気の「エアーオン」と「アウターリミッツ」ですが、価格差も含めてご質問が多いので、違いを下記の表にまとめてみました。
同じライトスポーツバイクですが、エアーオンは「ベーシックなスポーツバイク(クロスバイク)」、アウターリミッツは「スポーツバイク(クロスバイク)のシルエットをした一般自転車」と評することもできます。
エアーオンを含め、スピードの出しやすい「スポーツバイク」は軽量なだけではなく、タイヤ及びチューブに一般自転車の「倍」の空気圧にすることができるので、それによる転がり抵抗の少なさで「はじめてスピードが出せる」ようになります。
ただし、高い空気圧は下がるのも早いため、空気を入れるペースは通常の自転車よりも多く必要で、一般自転車用の空気入れでは「スポーツバイクに求められる高圧」を入れるのが困難なので、別途スポーツバイク用の空気入れが必要になります。
また、高圧タイヤ及びチューブはパンクした際、原則的にチューブの交換が必要になります。このように手間と最初に必要なものが多く維持費がかかりますが、その分「高い走行性能」でサイクリングや通勤・通学を快適に移動したい方はエアーオンの方がオススメです。
オーナー様より「普段使いで乗りたいので、必要なモノを付けてください。」とオーダーを承りましたので、エアーオンを定番の「街乗り仕様」にして、日頃のお手入れで必要なモノを一緒にお買上げいただきました。
フロントライトは夜間でも10m先がハッキリと視え、付属のUSBケーブル(マイクロUSB)による充電ができる最大300ルーメンのキャットアイ・アンプ300。
ロックはキャリパーブレーキ採用車に取付可能なサークルロックを装着。
こちらがキャリパーブレーキ採用車に取付可能なサークルロック・ニッコーNC172。重量は341gと一般的なワイヤーロックと比較するとやや重たいものの、一般自転車と同じように簡単に施錠やロックの持運びの手間がないのが特徴。
サークルロックの設置場所は後ろブレーキの裏側になります。
施錠方法は一般自転車に多く採用されているサークルロックと少し異なります。まず最初にロックキーを回します。
ロックキーを回すことでカンヌキのストッパーが解除されるので、ロックキーを回したままカンヌキを奥まで押して、その後ロックキーを抜きます。
取付方法はフレームに装着できるだけの隙間があることが条件なので、キャリパーブレーキ以外にもVブレーキ装着車にも取付可能です。
ワンタッチで着脱ができる前後フェンダーを装着。
後ろの変速機とフレームを駐輪時に倒れた際の「転倒」から保護してくれるディレイラーガードも「街乗り」ではマスト。
スポーツバイクの高い走行性能の維持、及び維持費を抑えるのに最も効果の大きい「しっかりタイヤの空気を入れる」
「高い空気圧が必要」なエアーオンのタイヤに合う、高圧対応のフロアーポンプ・サーファス FP-200 AF-T1も一緒に揃えてもらいました。
自転車の空気圧の量は自動車等と異なり「タイヤに刻印された空気圧に合わせる」のが基本となります。なので「タイヤが変わると指定空気圧も変わる」ので数字自体を覚えるのではなく、読み方を覚えてください。
上図の場合、赤い丸で囲んだ部分には「90PSI/6.3BAR」と刻印がありますが、これは「最大指定空気圧が90PSI/6.3BAR」という意味になります。また、タイヤによっては指定空気圧の下限が刻印されていますが、刻印が無い場合は少なくとも「最大指定空気圧の70%以上」の維持を推奨します。
なのでこの場合は「空気圧は少なくとも63PSI以上、90PSIまで」をキープする必要があります。
「どれだけタイヤの空気を入れる」が分かったら、後はフロアーポンプに付いているメーターに合わせて空気を入れていきます。
>> ライトウェイ サーファス FP-200 AF-T1 使い方動画(Youtube)
エアーオンに付いている「仏式バルブ/フレンチバルブ」の空気の入れ方は一般自転車(ママチャリ)等で多い「英式バルブ」と方法が異なるため忘れてしまうこともあると思いますが、何回か練習すれば問題なくできるようになります。
方法を忘れてしまった際は、上図のような動画でおさらいするのも一つの方法です。
エアーオンには、きょうだい車種のアウターリミッツがあり同様のカスタムが可能です。
乗車可能身長に対し身長がギリギリで、そのままだとちょっと乗りづらいというときに、オプションの短いステムに交換することで、からだの大きさに合わせたフィッティングができます。
ステムとはフレームとハンドルをつないでいる部品で、アウターリミッツに標準装備されているステムは85mm程度の長さ。これを70mmや60mmなどの短いタイプに交換することで、ハンドル位置を手前に寄せることができます。
今回は70mmに交換し、1.5cmハンドルが手前にきました。このわずかな調整で乗りやすさが大きくかわります。
オーナー様よりリアキャリアと前後フェンダーの取付けのカスタムのオーダーを承り、お仕上げさせていただきました。
今回取付させていただいたのはトピーク・エクスプローラーチューブラーラックと、ワンタッチで着脱が可能なフェンダー。着脱式のフェンダーは種類やフレームの形状によってはリアキャリアと干渉して同時装着できないこともありますが、今回の組合せではスマートに装着できました。
リアキャリアを取付けるためには、フレーム側にダボ穴が必要です。エアーオンには車軸側、サドル側にダボ穴が設けられていますが、今回のケースの場合だとサドル側の方は使用しない方が賢明です。
理由はキャリア装着時に必要なキャリアステーが、限りなくブレーキキャリパーの近くを通過します。今回のキャリアステーのように扁平形状の場合、ブレーキキャリパーに干渉する恐れがあるため、今回はダボ穴付きシートクランプ(31.8mm)に交換して取付けました。
オーナー様より「新年度より自転車通勤を始めつつ、休日はサイクリングを楽しむための仕様」とカスタムのリクエストを受け両方とも快適にこなせるようお仕上げさせていただきました。
カラーは「トリコロール」 エアーオンの特徴の一つに「スポーティーなカラーリング(デザイン)」があります。
最近は単色のシンプルなカラーリングのクロスバイクが多い中、こちらのように「攻めたデザイン」もあるので「せっかく乗るならちょっと派手なぐらいがイイ。」という方にもエアーオンはオススメです。
今回のカスタムのポイントとしては、
・通勤時の雨や駐輪時の転倒対策にフェンダー、ディレイラーガードの装着
・走行距離の管理(例. チェーンの交換時期の目安は約3000km)にサイクルメーター
・マップのアプリ使用にスマートフォンホルダー
・長時間の乗車でも手が痛くなりにくく、ポジションを増やせるグリップへの交換
上図のスマートフォンホルダーはミノウラ・iH-700。オーナー様のスマートフォン(上図はサンプル)はスマートフォンカバーを装着しているので、縦・横幅ともに大きくなっているのでそれでも装着できるのが条件でした。
iH-700の特徴として「そこそこ大きめのスマートフォンでも装着可能」があり、高さは55mmから88mm、幅は123mmから170mm、厚さは6mmから18mm以内のスマートフォンであれば装着可能です。
また3点で固定するためサイドボタンが押しやすい他に、
工具無しで360°回転できるので、アプリの種類によって縦・横向きを自由に調整できます。
雨の日でも乗ることが多い「通勤・通学での使用」ではフェンダーを装着することで顔や背中にかかる雨水を最小限に抑えることができる他、
変速機を保護する「ディレイラーガード」を装着することで、駐輪時における「転倒による故障」のリスクを軽減できます。
ディレイラーハンガーの変形自体は転倒した際にも起きる場合がありますが、特に自転車通勤・通学で多くなっています。理由としては駐輪時に「知らない間に倒されてしまった。」というケースが多く見受けられます。
フェンダーの装着とディレイラーガードの取付けは快適な自転車通勤・通学を送る上でオススメです。
グリップは以前にTB1eカスタムでも採用させていただいた、ギザプロダクツ・バーエンドエルゴグリップをチョイス。手のひらとの接触面積が大きくなり、バーエンド部分でポジションが増えるので快適性の向上が期待できます。
先述の「通勤・休日のサイクリング仕様」にされたオーナー様のご兄弟の方のバイクで、同じく新年度より自転車通勤を始めつつ、休日はサイクリングを楽しむための仕様にさせていただきました。
先述のカスタムとほぼ同じ仕様ですが、さらなる追加ポイントとしては
・コンパクトなフレームサイズに収まるボトルケージとフレームバッグの装着
・バーエンドの角度調整の自由度が高いエルゴンのグリップ
チェーンロックや身の回りの小物を収納するのに便利なフレームバッグですが、大きすぎるとフレームやボトルケージに干渉してジャマになってしまうことがあります。
SKSのレーサーエッジは「最小クラスのフレームバッグ」で横250mm×縦90mm×奥行き40mmの0.6L。このぐらいのサイズ感のフレームバッグの種類は実は少なく、コンパクトなフレームに合うものとしてはオススメです。
当店の体験試乗車・BESVのJG1にも装着していますが、こちらではバッテリーを収納している「フタ」の部分と干渉しない絶妙な大きさで重宝しています。
ボトルケージはジャイアントの「エアウェイスポーツサイドプル」を取付け。
「サイドエントリー」と呼ばれる通常の縦方向での出入れに加え、横方向からの出入れも可能なタイプで、先述のフレームバッグの大きさとボトルケージの出入れ方向の選択肢を増やして「ゆとり」を持たせることで使い勝手の向上を狙いました。
ボトルはBEKA(ベーカ)の650ml。特徴的なカエルのロゴには
・無事に出かけて「帰る」ように。
・今の自分に変化をもたらし「変える」。
というメッセージが込められています。
グリップはエルゴノミックデザインのトップブランド・エルゴンのGP3をチョイス。手が痛くなりにくいのと同時に、バーエンドの角度調整も自由が効きます。
【セッティング】
ブレーキレバーの角度を手首が自然な位置になりやすい「40°」にセットしたのち、そこから手のひらが大きく乗せられる位置にグリップを調整。
バーエンドの角度の推奨は10°から30°のうち、今回は「20°」にセットしました。上り重視でからだをもっと引付けたい場合は角度を30°に近づけてバーエンドを起こしてあげるのも方法の一つです。
当店で取扱っている通勤・通学・お買物用途に向いた自転車のまとめです。
当店で取扱っているスポーツバイクのまとめです。
エアーオンを通勤・通学・街乗りで使う場合は、スポーツバイク用空気入れ・ライト・ワイヤーロック・ディレイラーガード・チェーンオイルを一緒に揃えるのがオススメです。
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