この記事では今までご紹介させていただいた商品の中で「スポーツバイクに乗ってみたい方が、はじめやすい入門用の自転車」 に絞ってまとめさせていただきました。
また【商品紹介】【納車紹介】【カスタム】等で関連する商品を新しくご紹介させていただいたときには、随時更新していく予定です。
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一言でスポーツバイクといってもクロスバイクやロードバイク、マウンテンバイクなど色々な種類があります。
またクロスバイクを一つとっても一般用自転車とは桁違いの車体の軽さや、タイヤが細くてスピードが出しやすいものもあれば、逆にタイヤが太く悪路にも強く走る場所を選ばないようなものもあります。
世の中には数え切れないほどのスポーツバイクがあり、それぞれに特徴があります。
ですので、スポーツバイクを購入しようとする際に「何を選んだらいいのか分からない。」という壁にぶち当たる方がほとんどです。調べれば調べるほど、新たな情報が色々出てきて頭の中が混乱してしまう・・・。そこで初めてのスポーツバイクを選ぶ際に知っておきたいことをまとめさせていただきました。
一般用自転車や子ども用自転車を購入されたとき、からだの大きさに合っているかの基準としてサイズ=車輪の大きさで選ばれるケースもあるかと思います。例えば身長が150cm以上だから27インチ、小学生になったから20インチか22インチみたいな感じです。
フレームの大きさと車輪のサイズは一定の関係がありますが、スポーツバイクの場合はからだによりフィットさせて、長時間乗っても負担がかかりすぎないよう、フレームの大きさが何種類かある場合が多いです。
数時間サイクリングを楽しんだり、1日で100km以上走るロングライドにチャレンジするにあたって、長時間同じ乗車姿勢をとるのでからだに合ったフレームサイズでないと、からだに負担がかかりすぎる場合もあります。
スポーツバイクではサイズ=フレームの大きさであり、サイズ≠車輪の大きさというのが基本的な考えになります。
前述の通りスポーツバイクにはフレームサイズがありますが、この記事や気になるスポーツバイクを色々調べてくるうちにサイズがMやLなど衣類のような表記と、465mmや500mmなど数字での表記、2通りになっていることに気づいてくると思います。
この数字でのサイズ表記はどこの部分を指しているかというとシートチューブと呼ばれる部分になります。サドルを支える棒状の部品・シートピラーを挿入するここはフレームの中でも真っすぐになっていることが多いので、他のスポーツバイクと大きさを比較しやすくなっています。
シートチューブの長さを基準としたフレーム全体の大きさに合わせて、各ブランドでMやLなどの表記をあてています。なのでMサイズであったとしても各ブランドでフレームの大きさが全然異なる場合もありますので、あくまでも参考程度の目安になります。
またシートチューブの長さが同じであっても、ハンドルまでの距離やハンドルを握ったときの上体の角度も各ブランド・バイクによって異なります。
自分にとって合っているサイズの確認は実際にフィッティングを行うことで体感しやすく、スタッフ側から乗車姿勢を確認させていただくことで客観的にご案内することもできます。また手足や胴の長さや、肩や腰の動きの制限など個人によって異なる部分はフィッティングの中でステム交換などをご提案させていただく場合もあります。
ステム交換など個人の特徴にあわせて微調整をすることで、よりからだに負担をかけずにスポーツバイクを楽しむことが可能になります。ただ微調整をするにも、フレームサイズが合っていないと調整できる幅も少なくなりますし、乗車姿勢もスマートでなくなってしまうので、からだに合ったフレームサイズが改めて重要になります。ですので、サイズ選びのお手伝いは私たちにお任せください。
ここでは代表的なスポーツバイクの種類についてになります。当店では「自転車旅を、より身近に。」をテーマとしているので自転車旅と、そのノウハウが活かせる自転車通勤・通学用途の観点から4つご紹介させていただきます。
クロスバイクはスポーツバイクの中でも最も人気があります。人気の理由はスポーツバイクに初めて乗る方を前提に設計されているものが多く乗りやすくて扱いやすい。価格もスポーツバイクの中だと手頃に設定されているものが多く、スポーツバイクを始めやすいため性別・世代問わず支持されています。
自転車通勤・通学用途では他のスポーツバイクより選ばれる機会が多く、キャリアなどの装着も容易にできるものも多いため自転車旅のベース車としても人気です。
マウンテンバイクはトレイルなどのオフロード走行を目的として設計されたスポーツバイクです。悪路でもタイヤが滑らないように太めのものが付いており、木の根っこや石などの段差を乗り越えた際のショックを吸収するサスペンション機能が装備されているのが主流です。
自転車通勤・通学用途ではエアボリュームのある太いタイヤから得られる乗り心地の良さや安定感から、以前より街乗り仕様にして乗られることが多く現在でも根強い人気があります。自転車旅においてはバイクパッキングを活用して荷物を積載することができるので、走破性の高いツーリングバイクにすることも可能です。
(東北縦断 福島から仙台、気仙沼までの2泊3日の旅 2018年)
マウンテンバイク×バイクパッキング仕様
ロードバイクはスポーツバイクの中でも舗装路でスピードが出しやすくなっています。設計思想の中に " ムダなものを省く " という考え方があるため軽量なバイクが多いですが、スタンド、フェンダー、キャリアといったオプションパーツの取付けに関しては制限(または取付け不可)があり、乗り方やお手入れの方法もスポーツバイクの中でも繊細なため、自転車旅や自転車通勤・通学用途の場合はひと工夫が必要です。
一方で3つのポジションが取れて長時間・長距離走行のときに大変助かるドロップハンドルや、路面抵抗の少ないタイヤなど舗装路での走行性能は群を抜いているため、100km以上走行するロングライドや○○峠を登るヒルクライムなどでは強い味方となります。自転車旅や自転車通勤・通学でも軽装であれば高い走行性能の恩恵を受けることができます。
(能登半島縦断 2泊3日の旅 2011年)
ロードバイク×トランクバッグ仕様
ツーリングバイクは荷物を積んで走ったときでも、ふらつきにくく安定して走れる自転車旅用のスポーツバイクです。一見するとロードバイクに近いシルエットですが、低速~中速域での走行でもハンドル操作の挙動が安定するようにホイールベース(前輪と後輪との距離)が長くとられており、タイヤのサイズは一般用自転車に近い太さやマウンテンバイクぐらいの太さ、前後にキャリアが装着できるようになっているなど、他のスポーツバイクでは見かけない仕様になっています。
また部品の規格も日本国内、海外でも多く流通しているものに合わせている傾向があり、あえて最新の規格を無理に用いていないので修理用部品の入手も容易というのも特徴で、日本一周や海外ツーリングでは頼りになります。
(オーストラリア縦断 クイーンズランド州にて 28日間 2007年)
シドニーからケアンズまで約2,800km縦断。ツーリングバイク×前後キャリアのフル装備仕様
なお、グラベルロードは舗装路・オフロードともに走れるマルチな性能に加え、バイクパッキングも前提に設計されていることが多いため、ここではツーリングバイクの一つとして定義させていただきます。
当店ではスポーツバイクのご購入を考えられてご来店された方には、使用用途や乗り方のイメージをお伺いするようにしています。例えばこのように回答していただいたりしています。
昨今のCOVID-19の影響によりスポーツバイクの日本への入荷が限られているので、最近では入手しやすいというのもスポーツバイク選びの中では重要な要素です(商品によっては納期が2024年以降というものもあります)。
前置きが長くなりましたが、以下が乗り方のイメージ別で初めての方にオススメのスポーツバイクです。
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「一番人気のあるスポーツバイク(クロスバイク)がいい。」
世界的なスポーツバイクブランド・ジャイアントのクロスバイク。2005年のデビュー以来、ロードバイク並みのスピードが出せるほど軽く、扱い方も簡単で、日本で最も人気が高いクロスバイクです。
>> 【まとめ】エスケープR3 自転車通勤・通学・街乗り仕様カスタム集
エスケープR3を通勤・通学・街乗り目的で使用される場合は、ぜひこちらもご覧ください。
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「一番人気のあるスポーツバイク(クロスバイク)がいい。」
世界的なスポーツバイクブランド・ジャイアントの女性向けブランド・Liv(リブ)発のエスケープR3の女性向けモデル。ハンドルまでの距離が近くなっているなど、女性の方が無理なく乗れるようになっています。
>> 【まとめ】エスケープR3 自転車通勤・通学・街乗り仕様カスタム集
エスケープR3Wを通勤・通学・街乗り目的で使用される場合は、ぜひこちらもご覧ください。
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「高品質だけど価格もリーズナブルなコスパの良いクロスバイクが欲しい。」
快適な乗り心地を実現したトリプルバテッドアルミフレームで、毎日の自転車通勤・通学、週末のショート・トリップや一週間以上の自転車旅を快適にサポートするワンランク上のクロスバイクです。
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「ブレーキがしっかり効いて、乗り心地の良いクロスバイクが欲しい。」
快適な乗り心地を実現したトリプルバテッドアルミフレームと、強力な油圧式ディスクレーキで毎日の自転車通勤・通学、週末のショート・トリップや一週間以上の自転車旅を快適にサポートするプレミアムなクロスバイクです。
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「せっかくスポーツバイクに乗るので機能はもちろん、ビジュアルにもこだわりたい。」
日本人のために設計されたフレームと細部にわたるこだわりの仕様で、他とは一線を画するスポーツバイク。
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「通勤通学でがっつり使うので、丈夫なスポーツバイクがいい。」
2017年のデビュー以来、日本人の通勤・通学にあったスポーツバイクとして、今では絶大な人気を誇るブリヂストンの通勤・通学用スポーツバイクがTB1(ティービーワン)です。
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「予算を抑えながらも、速く走りやすいスポーツバイクがいい。」
エアーオンはスポーツバイク特有のスポーティーな雰囲気を持ち合わせながら、一般自転車と同じような感覚でカジュアルに楽しむことができる"ライトスポーツ"バイクです。
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「速く走りたいわけじゃなく、手頃な価格でスポーツバイクの雰囲気を楽しみたい。」
アウターリミッツはスポーツバイク特有のスポーティーな雰囲気を持ち合わせながら、一般自転車と同じような感覚でカジュアルに楽しむことができる"ライトスポーツ"バイクです。
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「通勤通学や街乗り、自転車旅など用途に縛られずにどこでも走れる自転車が欲しい。」
通勤・通学・街乗りなどのオンロードや、グラベル(砂利道)を走るアドベンチャーライド、荷物を積載しての自転車旅もこなせるオールマイティーなバイクです。車体重量は13.42kg(Mサイズ)です。
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「トレイルライドに挑戦してみようと思うので、油圧式ディスクブレーキが付いた頑丈なマウンテンバイクが欲しい。」
耐久性と快適性を兼ね備えたGT Bicycles伝統の「トリプルトライアングルフレーム」に、強力な油圧式ディスクブレーキを装備した、街乗りでもトレイルライドでも頼りになるエントリークラスのマウンテンバイク。車体重量は14.4kg(Mサイズ)です。
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「通勤通学や街乗りで使える落ち着いた雰囲気のマウンテンバイクが欲しい。」
操作性に優れる27.5インチホイール採用で街乗りからオフロード走行まで楽しめる、エントリークラスのマウンテンバイクです。
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「車輪が大きくてよく進むマウンテンバイクが欲しい。」
走破性の高い29インチホイール採用で街乗りからオフロード走行まで楽しめる、エントリークラスのマウンテンバイクです。
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「小学校高学年から無理なく乗れるマウンテンバイクが欲しい。」
小回りの効く26インチホイール採用とコンパクトなフレームで身長145cmぐらいの方から乗れる、エントリークラスのマウンテンバイクです。
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「身長が180cm近くあるので、大きめのマウンテンバイクがいい。」
マリンのバイクカテゴリーの中で"STREET MOUNTAIN BIKE"に属し、オフロードはもちろん、オンロードでも走りやすい29インチホイールのスタンダード・マウンテンバイクです。
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「乗るのは通勤や通学、街乗りだけ。タイヤが太い、手頃な価格のマウンテンバイクがいい。」
27.5インチの大きなタイヤと、街乗りに便利なスタンドが標準装備のオンロード向けマウンテンバイク。
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「乗るのは通勤や通学、街乗りだけ。シンプルでオシャレな自転車がいい。」
クラシックスタイルのマウンテンバイク。乗り心地のよい太いタイヤとサスペンション無しというシンプルな仕様です。
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「コスパの良いロードバイクが欲しい。」
自転車製造の老舗・ホダカ株式会社による日本人のためのスポーツバイクブランド・KhodaaBloom(コーダーブルーム)。
評価の高いパーツで構成された、コストパフォーマンス最高クラスのエントリーロードバイクがファーナティアグラです。
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「長距離も走れるしっかりした入門用ロードバイクが欲しい。」
ロードバイクの特徴・魅力でもある「長距離を快適に長時間走る」ための工夫が施されたエントリーモデルです。
>> 【NESTO × 安田大サーカス団長安田】グラベルロードでキャンプツーリング!【グラベルロード旅 1日目】(Youtube)
>> 【NESTO × 安田大サーカス団長安田】目指せ富士山!ゴールで見たものは‥‥‥?【グラベルロード旅2日目】(Youtube)
グラベルロードの楽しみ方のイメージが付きにくい方は、こちらのYoutube動画もぜひ。横浜から出発し、湘南、足柄を経て山中湖を目指しながら、途中立ち寄ったお店で美味しものを食べたり、キャンプ場で一泊したり、自転車旅の楽しさが共感できる内容になっています。動画の中で走ったコースで、湘南から足柄、山中湖にかけては私自身も馴染みのある場所でしたが、「こんなにグラベルあるんだ。」と新たな発見もありました。
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「キャンプツーリングをするので、キャリア取付けやバイクパッキングができる丈夫なグラベルロードが欲しい。」
からだへの負担を軽減するドロップハンドルや安定感のある太めのタイヤ、前後キャリア・フルフェンダー装着可能に加え「バイクパッキングを念頭に置いた設計」により、自分にあった自転車旅のスタイルにカスタムできるクロモリフレーム採用のグラベルロードです。
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実際に乗ってみると驚くパワフルなアシストとアシストOFFでも十分に走れる高い走行性能。重量15.8kgと軽量、最大航続距離105kmを誇る、新しい自転車旅の可能性が広がるe-グラベルロードです。
初めてのスポーツバイク選びは情報を集めれば集めるほど候補がたくさん出てきて大変になりますが、そうして悩んで最後に購入を決めたときの表情は皆さんすっきりしています。
また、スポーツバイクの楽しみ方の一つとしてカスタマイズがあります。
タイヤをパンクに強いものに替えたり、グリップやサドルのカラーコーディネートをしたりして、自分だけのバイクを作り上げていきます。
購入した直後の状態はスタート地点。最初から自分にとって100点満点の自転車に巡り合うのは難しいですが、少しずつでもカスタムしながら100点に近づけていくことは難しくありません。せっかくスポーツバイクを購入するのなら楽しんでいきましょう。
当店の特徴や取扱いブランド、サービスメニュー等についてまとめたものになりますので、よろしければ下記リンクよりご覧ください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
スポーツバイクを通勤・通学・街乗りで使う場合は、スポーツバイク用空気入れ・ライト・ワイヤーロック・キックスタンド・ディレイラーガード・チェーンオイルを一緒に揃えるのがオススメです。
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スポーツバイクで必要なセルフメンテナンスについてのまとめです。
※コーダーブルーム オフシャルサイト サポートより
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